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2013/05/18

戸板 コミュニケーションの質 21会モデル

戸板の社会科会議を見学させていただいて、その紹介を記事にした。№3の記事では、会議のアウトプットとしてCan Doリスト風の項目が並んだ。

Toitacommunication

☆そのリストを、コミュニケーションコードで分析してみた。この分析は1998年ころから私が、学校の質をみるときの指標にしている。よく研修などでは活用するし、生徒とのPBL(Project Based Learning)のエンパワーメント評価の一部として活用している。

☆コミュニケーションといっても、レベルがあって、前慣習段階→慣習段階→脱慣習段階とバージョンアップする。

☆前慣習段階は、非常に抑圧的で、アメとムチで人間関係を作っていく。カリスマ的組織やピラミッド型上意下達社会はこれで、未成熟な組織である。残念ながら日本社会は、まだまだこの空気に縛られている。パワハラのリスクがあるということ。この段階の規制志向は、まだ抑圧志向である。

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☆慣習段階は、抑圧は、論理的な思考を介して、規制にシフトしている。道徳的な社会で、平和ではあるが、しばらくすると、ルーティン的思考が支配するようになる。そうすると、モチベーションが優勝劣敗型の競争に向かってしまう。新自由主義的な価値観を持っている人々のコミュニケーションはこのタイプ。もっともアベノミクスはまだ前慣習段階よりかもしれないが。。。

Conventional

☆脱慣習段階は、規制緩和がされ、その分創造性が高まり、寛容性も生まれてくる。ときどき、論理的な思考がふっとんで、アーティスト風になるが、これはよほどの天才でない限り、アナーキーになる。創造思考、論理思考、寛容志向のバランスと程よい規制が必要になる。

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☆したがって、戸板の社会科会議で行われているコミュニケーションは脱慣習段階である。そして社会科の先生方は、全員部長であり、戸板の空気を生成するリーダーでもある。

☆今戸板の学校雰囲気は、かくして盛り上がっているということではあるまいか。

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